『慶應義塾発祥の地記念碑を訪れて』 

徳島慶應倶楽部 会長 吉見誠記

慶應義塾発祥の地記念碑

 去る10月17日に「慶應義塾発祥の地」記念碑の見学に行ってきました。以前から聖路加国際病院の近くにその碑があることは知っていましたが、偶然にも前日宿泊したホテルの近くにあることがわかったので急遽行くことにしました。
 場所は安政5年(1858年)の開塾当時は中津藩奥平家の中屋敷で江戸の築地鉄砲洲という地名でしたが、現在は東京都中央区明石町になっており記念碑は聖路加国際病院前のロータリーに位置しています。
 この記念碑は昭和33年(1958年)に慶應義塾創立百年記念事業の一環として建立されましたが、その後道路の改修工事に伴い昭和57年(1982年)に現在の場所に移設されています。その際に同じ中津藩の奥平家中屋敷でオランダの解剖書『ターヘル・アナトミア』が明和8年(1771年)に解読されたことの記念碑「蘭学の泉はここに」と一緒に「日本近代文化事始の地」記念碑として並んで設置されました。移設、併設と色々な歴史をたどり当時の関係者のご苦労をお察しします。

日本近代文化事始の地記念碑

 尚、場所は築地本願寺の裏手の東方向になり、地下鉄日比谷線の築地駅が最も近いですが地下鉄有楽町線の新富駅や都営地下鉄大江戸線の築地市場駅からでも徒歩で行ける距離です。
 
 まだご覧になっていない方には、お近くをお通りの節は是非お立ち寄りをお薦めいたします。

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